IERG について

Kieran Egan, An Imaginative Approach to Teaching (Jossey-Bass, 2005)

日本語版2009年11月出版。

キエラン・イーガン(著)

佐柳光代・髙屋景一(訳)

『教育をつくる想像力』(仮題)

発行:北大路書房

〒603-8303 京都市北区紫野十二坊町12-8

TEL075-431-0361

Imaginative Education Research Group (通称 IERG)は2001年、カナダ、 ブリティッシュ・コロンビア州、サイモン・フレーザー大学教育学科内に設立 されました。想像力に注目することで教育を活性化することを目指し、世界各 国に広がる研究者、教師、大学院生、教職志望者、保護者などの有志による研 究、出版、教育活動を行っています。私たちが目指すところを簡潔に言うなら ば、児童生徒の精神を一定の型にはめ柔軟性や創造性を奪ってしまう、前世紀 的・産業化社会的な教育理念や実践を脱し、想像力や創造性を積極的に触発し 育成しようとする学校教育を構築することです。

この新しい教育を実現するために、私たちは会員による研究・教育活動およ び年次国際学会、セミナー、出版活動等を通じて教授法やカリキュラム理論を 日々洗練しています。私たちが目指す新しい教育の中心となるのは、児童生徒 の想像力(イマジネーション)を触発し育成することを有意義かつ効率的な教 育の鍵と見ることです。日々の授業において想像力を触発し育成することがな ぜ重要なのか、そしてそれはどのようにすれば可能になるのかについて私たち が研究し蓄積して来た記録や、現場の教師のための参考資料を紹介する場とし て私たちはこのホームページを立ち上げました。しかし、このホームページは まだ発展途上で、整理されていない部分や不足している部分も多々あります。 IERG の趣旨に賛同していただける方々からのコメント、質問、または「想像 力を触発する授業」についてのアイデア等をお待ちしています。

日本在住のIERG 会員による簡潔な記事が以下にリンクされています。

1. 髙屋景一「キエラン・イーガンの教授理論:想像力を触発する授業」
(『国際基督教大学教育セミナー30周年記念誌』より再掲載)
2. 宮崎清孝「キーラン・イーガンの授業論:斎藤教授学への一照射(1)」
(『事実と創造』より再掲載)
3. 宮崎清孝「キーラン・イーガンの授業論:斎藤教授学への一照射(2)」
(『事実と創造』より再掲載)
4. 宮崎清孝「キーラン・イーガンの授業論:斎藤教授学への一照射(3)」
(『事実と創造』より再掲載)
5. 佐柳 光代「キエラン・イーガン著『想像力を触発する教育――認知的道具を活かした授業づくり』訳者による紹介――イーガンの引用で綴る」